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リハビリコラム

2023-11-18 11:07:00

(非特異的)腰痛の予防法とは?

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、非特異的腰痛の
予防法を解説したいと思います。


非特異的腰痛とは?

腰痛は様々な原因で起きます。
非特異的腰痛とは、炎症、腫瘍、感染など
原因が明らかなもの以外の腰痛のことです。


果たして非特異的腰痛を予防する方法は
あるのでしょうか。
今回はSteffens らの論文を紹介します!

 

 

Steffens らの研究では・・・

①運動
②運動+教育(腰痛に関わる情報提供)
③教育(腰痛に関わる情報提供)
④ベルト
⑤インソール
⑥その他(サプリメント)


それぞれの腰痛の予防効果を
検証しています。

 

 

その結果・・・
「運動」「運動+教育」が短期的に
腰痛発症を予防する効果があることが
明らかになりました。


さらに運動を行うことで、腰痛による
休暇(病気療養)のリスクを減らすことが
わかりました。

 

 

やはり腰痛予防にとっても運動は
大切なようですね。


今回のSteffensらの論文では、
非特異的腰痛として一括りにして
効果検証を行っています。


具体的にどのような運動が効果があるのか
どうかについては、情報を吟味する必要が
あるなと感じています。


また腰痛の原因となるものは様々ですので、
しっかりと判別した上で運動を行いたいですね。

 

 

本コラムでは、非特異的腰痛
予防方法を解説しました。



本コラムが少しでも皆さまの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月18日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Steffens D, Maher CG, Pereira LS, Stevens ML,
Oliveira VC, Chapple M, Teixeira-Salmela LF,
Hancock MJ.
Prevention of Low Back Pain:
A Systematic Review and Meta-analysis.
JAMA Intern Med. 2016 Feb;176(2):199-208.
doi: 10.1001/jamainternmed.2015.7431.
PMID: 26752509.

 

 

 

 

 

 

2023-11-17 21:09:00

パーキンソン病の運動症状の進行に対する高負荷トレーニング

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムではパーキンソン病の運動症状の進行に
対するトレーニングについてを解説したいと
思います。

 

 

パーキンソン病患者さんの運動症状には、
振戦、固縮、姿勢反射障害だけでなく
歩行障害や姿勢障害などの軸症状が
みられます。


その運動症状に対して運動療法を行うことで
改善が得られたとRadderらやTerasawaらに
よって報告されています。


今回は、運動症状の進行に対する高負荷
トレーニングの効果を
検証したSenaらの
論文を紹介したいと思います。

 

 

Senaの論文では・・・
予測最大心拍数の70%以上の負荷を
かけるトレーニングを「高負荷」として
定義しています。


トレーニング方法としては自転車トレーニング、
固定式リカンベントバイク、ウォーキング、
ジョギング、トレッドミルなどが行われていました。



予測最大心拍数とは・・・
・207-年齢):高齢者の場合
・220-年齢で計算することができます。

例えば40歳の方に70%の負荷を
かけるときを考えます。

(220-年齢)×0.7=126
これが目標とする心拍数です。

運動負荷量を決めるときには
他にもボルグスケールを使います。
どのぐらい「きつさ」を感じているのかを
伺って、負荷量を推定します。

 

 

その結果・・・
高負荷トレーニングによって
運動症状の改善が得られることが
わかりました。


また中等度の運動負荷よりも
高い運動負荷の方がより運動症状の
進行に対して効果的であったとしています。

 

 

この論文を読んで・・・
負荷が高い方がより効果があるとの結果でした。
しかし、既往歴(いままで心臓の病気をしたことが
あるなど)や飲んでいる薬の影響で高負荷が
かけられないことも想定されます。


闇雲に高い運動負荷をかけるのではなく、
リスク管理を徹底した中で、負荷を適切に
かけた方がと良いのかなと思っています。

 

 

本コラムではパーキンソン病の運動症状の
進行に対する(高負荷)トレーニングに

ついてを
解説しました。


本コラムが少しでも皆さまの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月17日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)DLM, Lígia Silva de Lima A,
Domingos J, Keus SHJ, van Nimwegen M,
Bloem BR, de Vries NM.
Physiotherapy in Parkinson's Disease:
A Meta-Analysis of Present Treatment Modalities.
Neurorehabil Neural Repair.
2020 Oct;34(10):871-880.
doi: 10.1177/1545968320952799.
Epub 2020 Sep 11.
PMID: 32917125; PMCID:
PMC7564288.

2
)Terasawa Y, Ikuno K, Fujii S, Nishi Y,
Sena IG, Costa AVD, Santos IKD, Araújo DP,
Gomes FTDS, Cavalcanti JRLP, Knackfuss MI,
Andrade MF, Melo PKM, Fonseca IAT.
Feasibility and effect of high-intensity training
on the progression of motor symptoms in adult
individuals with Parkinson's disease:
A systematic review and meta-analysis.
PLoS One. 2023 Nov 10;18(11):e0293357.
doi: 10.1371/journal.pone.0293357.
PMID: 37948405; PMCID: PMC10637666.

 

 

 

 

2023-11-17 16:49:00

腰椎椎間板ヘルニア手術後のリハビリ~その必要性とタイミング~

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、腰椎椎間板ヘルニア(LDH)の
手術後のリハビリについてを解説したいと
思います。


椎間板ヘルニアとは?

椎間板は線維輪と髄核という
組織で成り立ちます。
椎間板の中心に髄核があり、
その周りを線維輪が包んでいます。


椎間板の変性が生じて、線維輪に
亀裂が生じると、そこから髄核が飛び出し、
神経を圧迫します。


すると「痛み」「痺れ」などの症状が
現れます。これがヘルニアです。


ヘルニアの治療として「保存療法」と
「手術療法」があります。


手術後にリハビリを行うことがあります。
その必要性とタイミングを検討した
Uysalらの論文を紹介します。

 

 

Uysalらの研究では・・・

運動なし
②術後2週間目から歩行練習
③術後1ヶ月目から歩行練習
④術後2週間目から体幹トレーニング
⑤術後1か月目から体幹トレーニング



この5つのグループに分けられて
痛みや機能障害(日常生活にかかわる)に
どのような影響があるのかを検証しています。

 

 

その結果・・・

【痛み】
術後1ヵ月時点
2週後から歩行練習または体幹トレーニングを行った
グループには痛みの改善を認めた。

術後3ヵ月時点
1ヵ月目後から歩行練習を開始したグループの痛みは、
2週目の歩行よりも有意に高かった(強かった)。

術後12ヵ月時点
運動を行わなかったグループはその他のグループとの間に
有意差が認められ、痛みの強さも
有意に高かった(強かった)


【機能障害】
術後1ヵ月時点
2週目から歩行練習、体幹トレーニングを行った
グループは他のグループに比べて有意差があった。
(機能障害が改善していた)

術後12ヵ月時点
運動を行わなかったグループと他グループとの間には
有意差が認められた(機能障害がより強かった)。


まとめると・・・
椎間板ヘルニア後のリハビリは重要であり、
そのタイミングも早い方が良さそうです。
手術後の経過をみながら、リハビリを
行うことが重要かなと思います。


リハビリ専門職にとっては医師や
看護師などのその他の医療従事者との
連携が大切です。


特に安静度に関しては医師との
連携が必要です。


どのような運動を行うのかについても
検討しなければなりません。

 

 

本コラムでは、腰椎椎間板ヘルニア(LDH)の
手術後のリハビリについてを解説しました。

本コラムが少しでも皆さまの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月17日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Uysal E, Cine HS, Cetin E.
The necessity and timing of exercise
after lumbar disc herniation surgery.
Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2023
Oct;27(20):9521-9529. doi: 10.26355/eurrev_
202310_34125. PMID: 37916319.

 

 

 

 

 

 

2023-11-17 10:50:00

脳卒中患者さんに対する高負荷での歩行練習の効果

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは脳卒中患者さんに対する
高負荷での歩行練習の効果を
解説したいと思います。

 

 

高負荷での歩行練習は、
歩行速度や持久力を向上させる
効果があるとされています。


Hornby らは高負荷トレーニング(HIT)を
実施した後、日常生活での歩行に
どのような影響があるのかを
報告しています。


高負荷とは・・・
予測最大心拍数の70-80%で
行うトレーニングと定義しています。


予測
最大心拍数とは・・・
リハビリでは運動を行うときの負荷量の
目安として算出します。
その計算方法には、様々あります。


Hornby らは・・・
208-(年齢×0.7)の計算式を用いています。
その計算結果(予測最大心拍数)の70~80%の
心拍数を維持しながら行うトレーニングを
高負荷トレーニング(HIT)と言います。

 

 

Hornby らは・・・
①(高負荷)トレッドミルや平地での歩行
  様々な状況での練習

②(高負荷)で前方への直線歩行練習のみ

③(低負荷)トレッドミルや平地での歩行練習


ここでの低負荷とは予測心拍数の
30~40%の心拍数を維持しながら行う
トレーニングのことです。


①・②・③、3つのグループに分けて
効果を検証しています。

 

 

その結果・・・

すべてのグループ
1日当たりの歩数が増加した。


高負荷のトレーニング
歩行速度の向上と歩行距離の
延長がみられた。


(高負荷)トレッドミルや平地での歩行
様々な状況でのトレーニング
バランス能力の向上がみられた


さらには・・・
1日の歩数は歩行距離の変化とも
関係があるとしています。


つまり・・・
高負荷でのトレーニングを様々な状況を
想定して練習を行った方が良いということです。


様々な状況というのは前方だけでなく、
様々な方向に向かって歩く練習や
障害物を越える練習などのことです。

 

 

Hornbyらの報告では、高負荷での
トレーニングを行った方が良いという結果でした。


ただし・・・
既往歴薬の影響で心拍数が変化しにくい
場合などでは高い負荷をかけられないこと
あります。


負荷がかからないのも問題ですが、
運動するリスクにも配慮するにも
必要があるなと感じています。

 

 

本コラムでは脳卒中患者さんに対する
高負荷での歩行練習の効果を
解説しました。


本コラムが少しでも皆さまの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月17日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Hornby TG, Plawecki A, Lotter JK, Scofield ME,
Lucas E, Henderson CE.
Gains in Daily Stepping Activity in People
With Chronic Stroke After High-Intensity
Gait Training in Variable Contexts.
Phys Ther. 2022 Aug 4;102(8):pzac073.
doi: 10.1093/ptj/pzac073.
PMID: 35670001; PMCID: PMC9396452.

 

 

 

 

2023-11-16 22:07:00

非特異的腰痛に対するエクササイズの効果

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、非特異的腰痛に対する
エクササイズの効果を解説したいと
思います。


今回はAsadaらの論文を
紹介したいと思います。


腰痛は様々な原因で起きます。
非特異的腰痛とは、炎症、腫瘍、感染など
原因が明らかなもの以外の腰痛のことです。


Asadaらの研究では、製造業に従事する方が
参加しました。

①3分で行える簡単なエクササイズをするグループ
②エクササイズをしないグループ


簡単なエクササイズとは・・・
①ハムストリングスのストレッチ
②体幹の回旋(曲げる・伸ばすを組み合わせた)

 

 

その結果・・・
エクササイズを行ったグループは(行わなかった
グループに比べて)痛みが軽減されたと
報告しています。

 

 

腰痛は日本人の30 歳以上の有病率は
24.3~31.7%とされています。


この有病率からリハビリ専門職の資格を
持つ者としては見過ごせない問題と
考えています。


冒頭でもお話しましたが、腰痛は
様々な要因で生じます。
そのため、その原因を詳しく
検査・評価を行う必要があります。
その原因によってアプローチも
変わってきます。
このことは、腰痛に限らずリハビリ全般に
言えることではないかなと思っています。

 

 

本コラムでは非特異的腰痛に対する
エクササイズの効果を
解説しました。


本コラムが少しでも皆さまの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月16日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Asada F, Nomura T, Takano K, Kubota M,
Iwasaki M, Oka T, Matsudaira K. Effect of
quick simple exercise on non-specific
low back pain in Japanese workers:
a randomized controlled trial.
Environ Health Prev Med. 2023;28:36.
doi: 10.1265/ehpm.22-00203.
PMID: 37316255; PMCID: PMC10287985.

 

 

 

 

 

 

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