歩行専門の自費リハビリ施設「アルコネクト 」

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リハビリコラム

2023-11-17 16:49:00

腰椎椎間板ヘルニア手術後のリハビリ~その必要性とタイミング~

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、腰椎椎間板ヘルニア(LDH)の
手術後のリハビリについてを解説したいと
思います。


椎間板ヘルニアとは?

椎間板は線維輪と髄核という
組織で成り立ちます。
椎間板の中心に髄核があり、
その周りを線維輪が包んでいます。


椎間板の変性が生じて、線維輪に
亀裂が生じると、そこから髄核が飛び出し、
神経を圧迫します。


すると「痛み」「痺れ」などの症状が
現れます。これがヘルニアです。


ヘルニアの治療として「保存療法」と
「手術療法」があります。


手術後にリハビリを行うことがあります。
その必要性とタイミングを検討した
Uysalらの論文を紹介します。

 

 

Uysalらの研究では・・・

運動なし
②術後2週間目から歩行練習
③術後1ヶ月目から歩行練習
④術後2週間目から体幹トレーニング
⑤術後1か月目から体幹トレーニング



この5つのグループに分けられて
痛みや機能障害(日常生活にかかわる)に
どのような影響があるのかを検証しています。

 

 

その結果・・・

【痛み】
術後1ヵ月時点
2週後から歩行練習または体幹トレーニングを行った
グループには痛みの改善を認めた。

術後3ヵ月時点
1ヵ月目後から歩行練習を開始したグループの痛みは、
2週目の歩行よりも有意に高かった(強かった)。

術後12ヵ月時点
運動を行わなかったグループはその他のグループとの間に
有意差が認められ、痛みの強さも
有意に高かった(強かった)


【機能障害】
術後1ヵ月時点
2週目から歩行練習、体幹トレーニングを行った
グループは他のグループに比べて有意差があった。
(機能障害が改善していた)

術後12ヵ月時点
運動を行わなかったグループと他グループとの間には
有意差が認められた(機能障害がより強かった)。


まとめると・・・
椎間板ヘルニア後のリハビリは重要であり、
そのタイミングも早い方が良さそうです。
手術後の経過をみながら、リハビリを
行うことが重要かなと思います。


リハビリ専門職にとっては医師や
看護師などのその他の医療従事者との
連携が大切です。


特に安静度に関しては医師との
連携が必要です。


どのような運動を行うのかについても
検討しなければなりません。

 

 

本コラムでは、腰椎椎間板ヘルニア(LDH)の
手術後のリハビリについてを解説しました。

本コラムが少しでも皆さまの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月17日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Uysal E, Cine HS, Cetin E.
The necessity and timing of exercise
after lumbar disc herniation surgery.
Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2023
Oct;27(20):9521-9529. doi: 10.26355/eurrev_
202310_34125. PMID: 37916319.

 

 

 

 

 

 

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