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リハビリコラム

2023-11-24 14:40:00

慢性的な腰痛に対するコルセットの効果

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、腰痛に対する
コルセットの効果を解説したいと
思います。


コルセットは腰痛の保存的な治療として
使われることがあります。


脊椎の手術や骨折の場合は、
その場所を保護するためにコルセットが
処方されることがあります。

処方された場合は、医師の指示に
基づいて外す・外さないの判断が
なされます。


今回はSatoらの論文を紹介します!

 

 

Satoらの研究では・・・

慢性的な(3ヶ月以上)続く患者さんの
コルセットの効果を検証しています。


もっと詳しく・・・
感染症、⾻粗鬆症、悪性腫瘍の⾻転移などに
よる腰痛や神経障害が認められた方の場合は
研究に参加しておりません。


①コルセットを着用するグループ
②コルセットを着用しないグループ


この2つのグループに分けられて
効果が検討されました。


その結果・・・
①コルセットを着用したグループには
 着用1ヶ月後に腰痛の重症度の
 改善がみられた。


②脊柱起立筋などの筋疲労に関しては、
 コルセット着用してもしない場合でも
 差があるとは言えなかったとしています。

 

 

腰痛は様々な要因で生じますが、
場合によってはコルセットが効果的とも
言えそうです。


私が新人の頃は、コルセットを着用すると
筋肉が衰えてしまうと言われていました。


しかし・・・
Satoらの研究では、筋持久力が大きく
変わらなかった点が興味深いなと
感じました。


腰痛だからコルセットではなく、
リハビリ専門職は、腰痛の症状・
症状に基づいてリハビリの内容を
変える必要があるなと考えます。
(診断はできませんが・・・)


※また冒頭でもお話しましたが、
手術後や骨折後はコルセットが
必要な場合があります。

 

 

本コラムでは、慢性的な腰痛に対する
コルセットの効果を解説しました。



本コラムが少しでも皆さまの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月24日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Sato N, Sekiguchi M, Kikuchi S, Shishido H,
Sato K,Konno S.
Effects of long-term corset wearing on
chronic low back pain. Fukushima J Med Sci.
2012;58(1):60-5. doi: 10.5387/fms.58.60.
PMID: 22790893.

 

 

 

 

2023-11-21 14:36:00

非特異的腰痛に対するストレッチの効果

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、慢性的な非特異的腰痛に
対するストレッチの効果についてを
解説したいと思います。


非特異的腰痛とは?

腰痛は様々な原因で起きます。
非特異的腰痛とは、炎症、腫瘍、感染など
原因が明らかなもの以外の腰痛のことです。


今回はTurciらの論文を紹介します!

 

 

Turciらの研究では・・・

①セルフストレッチ

②モーターコントロールエクササイズ

この2つのグループに分けられました。


セルフストレッチとは?
呼吸トレーニングを含む脚の
ストレッチが行われました。


モーターコントロールエクササイズとは?

腹横筋、脊柱起立筋、多裂筋などの
体幹トレーニングが行われました。

 

その結果・・・
セルフストレッチとモータコントロールエクササイズの
両方とも「痛み」「日常生活に影響する機能障害」
「(腰痛の恐怖回避思考)」が改善できることが
わかりました。


過去の論文によって効果が
実証されているモーターコントロール
エクササイズと脚のストレッチの効果には
差がないということです。


腰痛を改善するために、自主トレーニングとして
ストレッチが有効な可能性があります。
運動を行うリスクを踏まえつつ、
実施することで効果が期待できそうです。


具体的な運動方法については、
情報を吟味する必要があり、
原因によってリハビリの内容も変える
必要があるなと感じています。

 

 

本コラムでは、慢性的な非特異的な腰痛に
対するストレッチの
効果についてを解説しました。


本コラムが少しでも皆さまの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月21日)
(更新日:2023年12月4日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Turci AM, Nogueira CG,
Nogueira Carrer HC, Chaves TC.
Self-administered stretching exercises are as effective
as motor control exercises for people with chronic
non-specific low back pain: a randomised trial.
J Physiother. 2023 Apr;69(2):93-99.
doi: 10.1016/j.jphys.2023.02.016.
Epub 2023 Mar 21. PMID: 36958977.

 

 

 

 

2023-11-19 12:11:00

スクリーンタイムと腰痛の関係

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、スクリーンタイムと腰痛との
関係性を解説したいと思います。


スクリーンタイムとは?

パソコン、携帯電話、テレビを
みる時間のことです。


そのスクリーンタイムと腰痛は
関係するのでしょうか。
今回はYueらの論文を紹介します!

 

 

Yueらの研究では・・・

20歳以下の若者が対象となりました。


その結果・・・
腰痛を生じている方はパソコン、携帯電話、
テレビをみる時間が長い傾向があることが
わかりました。


さらにパソコンの使用時間が1時間延びるごとに
腰痛の発症リスクが8.2%増加すると
報告しています。

 

 

腰痛は様々な要因で生じますが、
生活習慣も影響がありそうです。


ただYueらの研究では、オッズ比によって
スクリーンタイムと腰痛の関連性を
検討しています。


「1」を跨いではいませんが、95%信頼区間が1に
限りなく近いものや1に到達しているものが
あるので、その点は慎重に解釈が必要かなと
感じるところです。

 

 

本コラムでは、スクリーンタイム
腰痛の関係を解説しました。



本コラムが少しでも皆さまの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月19日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Yue C, Wenyao G, Xudong Y, Shuang S,
Zhuying S, Yizheng Z, Linlin Z, Jinxin C,
Xingqi W, Yujia L.
Dose-response relationship between daily
screen time and the risk of low back pain
among children and adolescents: a meta-analysis of
57831 participants. Environ Health Prev Med.
2023;28:64. doi: 10.1265/ehpm.23-00177.
PMID: 37899211; PMCID: PMC10613558.

 

 

 

 

2023-11-18 11:07:00

(非特異的)腰痛の予防法とは?

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、非特異的腰痛の
予防法を解説したいと思います。


非特異的腰痛とは?

腰痛は様々な原因で起きます。
非特異的腰痛とは、炎症、腫瘍、感染など
原因が明らかなもの以外の腰痛のことです。


果たして非特異的腰痛を予防する方法は
あるのでしょうか。
今回はSteffens らの論文を紹介します!

 

 

Steffens らの研究では・・・

①運動
②運動+教育(腰痛に関わる情報提供)
③教育(腰痛に関わる情報提供)
④ベルト
⑤インソール
⑥その他(サプリメント)


それぞれの腰痛の予防効果を
検証しています。

 

 

その結果・・・
「運動」「運動+教育」が短期的に
腰痛発症を予防する効果があることが
明らかになりました。


さらに運動を行うことで、腰痛による
休暇(病気療養)のリスクを減らすことが
わかりました。

 

 

やはり腰痛予防にとっても運動は
大切なようですね。


今回のSteffensらの論文では、
非特異的腰痛として一括りにして
効果検証を行っています。


具体的にどのような運動が効果があるのか
どうかについては、情報を吟味する必要が
あるなと感じています。


また腰痛の原因となるものは様々ですので、
しっかりと判別した上で運動を行いたいですね。

 

 

本コラムでは、非特異的腰痛
予防方法を解説しました。



本コラムが少しでも皆さまの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月18日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Steffens D, Maher CG, Pereira LS, Stevens ML,
Oliveira VC, Chapple M, Teixeira-Salmela LF,
Hancock MJ.
Prevention of Low Back Pain:
A Systematic Review and Meta-analysis.
JAMA Intern Med. 2016 Feb;176(2):199-208.
doi: 10.1001/jamainternmed.2015.7431.
PMID: 26752509.

 

 

 

 

 

 

2023-11-16 22:07:00

非特異的腰痛に対するエクササイズの効果

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは、非特異的腰痛に対する
エクササイズの効果を解説したいと
思います。


今回はAsadaらの論文を
紹介したいと思います。


腰痛は様々な原因で起きます。
非特異的腰痛とは、炎症、腫瘍、感染など
原因が明らかなもの以外の腰痛のことです。


Asadaらの研究では、製造業に従事する方が
参加しました。

①3分で行える簡単なエクササイズをするグループ
②エクササイズをしないグループ


簡単なエクササイズとは・・・
①ハムストリングスのストレッチ
②体幹の回旋(曲げる・伸ばすを組み合わせた)

 

 

その結果・・・
エクササイズを行ったグループは(行わなかった
グループに比べて)痛みが軽減されたと
報告しています。

 

 

腰痛は日本人の30 歳以上の有病率は
24.3~31.7%とされています。


この有病率からリハビリ専門職の資格を
持つ者としては見過ごせない問題と
考えています。


冒頭でもお話しましたが、腰痛は
様々な要因で生じます。
そのため、その原因を詳しく
検査・評価を行う必要があります。
その原因によってアプローチも
変わってきます。
このことは、腰痛に限らずリハビリ全般に
言えることではないかなと思っています。

 

 

本コラムでは非特異的腰痛に対する
エクササイズの効果を
解説しました。


本コラムが少しでも皆さまの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月16日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Asada F, Nomura T, Takano K, Kubota M,
Iwasaki M, Oka T, Matsudaira K. Effect of
quick simple exercise on non-specific
low back pain in Japanese workers:
a randomized controlled trial.
Environ Health Prev Med. 2023;28:36.
doi: 10.1265/ehpm.22-00203.
PMID: 37316255; PMCID: PMC10287985.

 

 

 

 

 

 

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