歩行専門の自費リハビリ施設「アルコネクト 」

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リハビリコラム

2022-02-19 12:05:00

リハビリの責任とは?

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT(アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

今からおよそ40年前・・・
私の祖父は脳梗塞で2度倒れ、
入院してリハビリを受けていた
そうです。


その当時は
家族が泊まり込みで
介護をしていたようです。


リハビリがとても辛く、我慢強く
弱音を滅多に吐かない祖父も父に
不安を漏らすことがあったようです。

 

 

病院を退院し自宅へ帰ってきたものの
物に伝ってやっと
歩ける状態でした。


寝室までの動線の障子は、
祖父が伝って歩いた痕跡が
残りいまだに破れています。

 

 

私は障子が破けたままで、
張り替えないのは何でだろう

と思っていました。


父は理由を話すことなく亡くなりました。


”破けた障子をそのままにしておきたい”
その気持ちを父が亡くなってから
何となくわかったような気がします。

 

 

私の父も多発性脳梗塞でした。
家族には心配かけまいと、
弱音はけっして吐かず、
自分に厳しい人でした。

 

 

祖父や父のこと、今までに出会った
患者さんのことを思い返すと
提供するリハビリに”責任”を
もたなければならないと思います。

 

 

その責任とは・・・
”なんちゃってリハビリ”からの脱却。


適切な検査も行わず、経験と勘だけを
頼りにリハビリを行うことは決して
許されることではありません。
もちろん経験も大事です。


急性期・回復期・慢性期の
どの時期に限らず言える
ことだと
思います。

 

 

目標や悩みに応じて検査を行い、
患者さんに最適なリハビリを
ご提供することが専門職としての
責任だと考えています。

 

 

(執筆日:2022年5月28日)
(更新日:2023年2月7日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

 

 

2022-02-18 13:51:00

余白は大事

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT(アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

私のような若輩者が言うとおこがましい
気持ちもありますが、本日は人生の余白を
テーマにしたいと思います。

 

 

突然ですが、皆さんは人生に
余白は必要だと思いますか??

 

 

私は必要だと思います。

 

 

私は本を読むことが好きです。
数を読むよりも気に入った本を
何度も読むタイプです。

 

 

本や論文を読み、勉強会に参加し、
無駄と思った知識が役に立ち、
反対に役に立ちそうと思った知識が
役に
立たないこともあります。

 

 

時間は有限です。
勉強できることには時間によって
ある程度、限りがあると思います。

 

 

たまに何か魔法を使っているのでは?
と思うほど超人のような仕事をしている
方がいらっしゃいます。

 

 

知識を得るために行う意思決定があり、
同じような考え、反する考えを含めて
思考が形成されるものと思うのです。

 

 

効率を良くすることは大事ですが、
効率ばかりを考えていたら
息苦しくなることだってあると
思うのです。

 

 

無駄なんて一つもないと思うのです。
だからこそ、余白が大事だと思うのです。

 

 

本コラムでは余白について
書きました。
最後までお読み下さり
ありがとうございました。

 

 

 

 

2022-02-17 14:38:00

リハビリ専門職の国家試験

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

今週末、リハビリ専門職である
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、
言語聴覚士(ST)の国家試験が施行されます。

 

 

私は試験が終わり、友達と一緒に
マンガ喫茶に行き、インターネット上に
アップされた解答速報で、
自己採点を
したのを覚えています。


試験当日に解答速報が出るって
すごいことですよね。

 

 

私の頃は、試験3月、合格発表は
5月でした。
自己採点は終えていましたが、
4月に就職した以降も合格したのか
どうか不安だったのを覚えています。

 

 

受験される皆さま。
リハビリの仕事について、SNSで
色々な噂や話を
聞くかもしれません。

 

 

けれど私はとてもやりがいを感じ
この仕事に従事できていることに
誇りに感じてきました。

 

 

受験生の皆さま!
試験、頑張ってくださいね。
陰ながら応援しています!

 

 

 

 

2022-02-16 23:04:00

今の私に影響を与えた!?リハビリ新人時代の大切な経験

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

今回は私の新人時代の経験を
ご紹介したいと思います。

ちなみに新人時代を一言で
表すならば"
苦"です 。

 

 

はじめて入職した病院は
地方の大病院でした。

ひと昔前はリハビリをするために
全国各地から患者さんが
集まっていた病院です。

新人時代は、リハビリ専門病棟である
回復期病棟へ配属されました。

その病院では、
・触診の勉強会
・解剖学の勉強会
・装具検討会
・車いす検討会
・患者さんのリハビリ検討会
・実習生の発表会 などなど

平日のほとんどは勉強会や検討会が
開催されていました。

この中でも実習生の発表会は
緊張感が凄まじかったです。

 

 

リハビリの専門職に就くためには
大学や専門学校に通わないといけません。

学内の勉強だけでなく
現場で学ぶ「実習」があります。


実習では、患者さんに協力いただき、
リハビリの検査、
リハビリメニューを
指導者同席の下で行います。

そしてA3一枚に文章や図を使い、
患者さんの情報をまとめて
リハビリスタッフの前で発表を
行うのです。

 

 

私がはじめて就職した病院では、
発表会前半は患者さんにも
参加して
いただいていました。
そしてリハビリスタッフが
関節や筋肉そして動作などを確認する
時間がありました。

その後、実習生が寝る間を惜しんで
作成した発表資料をもとに
ディスカッションを行っていました。

実習生も緊張していたと思いますが、
私も元々の性格もあり、緊張していました。
特に新人の頃は(笑)。

この凄まじい緊張感の中での実技、
ディスカッションを行った経験は、
患者さんや利用者さんと真剣に
向き合うことを学ぶきっかけに
なったと今では思います。

 

 

患者さん・利用者さんと真剣に
向き合うために知識、技術を
日々高めることが大切であると
感じています。

 

 

今回は私の新人時代の経験を
ご紹介しました。

現在、日々奮闘されている
リハビリ専門職1年目の皆さん。
けして無理はされないでくださいね。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2022年5月31日)
(更新日:2023年6月18日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

 

 

2022-02-13 11:10:00

新人教育に携わる方にみて欲しい!私がリハビリの現場教育に思うこと

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONCT(アルコネクト)
代表の市川です!

 

 

今回は、私がリハビリの現場教育に
思うことをテーマにしたいと思います。

 

 

リハビリ専門職の資格を得るためには
学校の勉強だけではなく病院や施設などの
協力のもと”臨床実習”を行います。


その後、国家試験を受験し合格することが
できれば、病院や施設などに就職し
専門職として働きはじめることに
なります。


就職後、先輩に同行し見学をしたり、
研修を受けたりします。

 

 

私が実習や新人教育を受けていた頃は、
指導者の意向がかなり色濃く
反映されていました。

 

 

私自身が仕事ができなかったことも
ありますが、それなりに苦労をしました。


後輩には私と同じ苦労は敢えてする
必要がない、して欲しくないと
考えています。

 

 

教育になると、どうしても
自分の経験が先行する傾向に
あるなと感じています。



人ぞれぞれ
性格も経験も違います。
だからこそ個々に合わせた教育が
必要と感じています。


私の経験からいうと一緒に学んでいく
共育というスタンスが合っている
気がします。

 

 

 本コラムは私がリハビリの現場教育に
思うことをテーマに書きました。

最後までお読み下さり、
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2022年5月29日)
(更新日:2023年4月1日)
(執筆者:市川 貴章)

 

 

 

 

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2024.11.23 Saturday