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リハビリコラム

2022-11-01 14:00:00

脳卒中患者さんが屋外を自由に歩けるかの予測因子

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です!

 

 

本コラムでは脳卒中患者さんの
屋外を自由に歩けるかの予測因子に
ついてを解説したいと思います。

 

 

そこでBijleveld-Uitmanらの論文を
紹介したいと思います。


この論文では、歩行速度と歩行距離の
どちらが予測の精度が高いのかを
比較しています。

 

 

この研究ではFIT-stroke試験という
サーキットクラストレーニングと
通常の理学療法の効果を比較した
研究のデータが使用されています。


脳卒中患者さんが参加し、
年齢は58.1(10.3)歳、
発症から期間の平均は8.7(1.5)ヶ月
でした。


そして・・・
①屋外での歩行が困難
②車や自宅前の郵便ポストまで歩行可能
③自宅周辺(道を下るなど)は歩行可能
④近くのお店・友人の家まで歩行可能


この4つのグループに分類され、さらに
①~③を屋外歩行が自由に行えない
④を屋外歩行が自由に行える
この2つのグループに最終的に分けられ
調査されました。

 

 

その結果・・・
屋外を自由に歩けるかどうかの予測に
歩行速度や歩行距離のいずれも
活用できる可能性があることが
わかりました。


そして、歩行速度と屋外を自由に
歩けるかどうかの関係性において
脳卒中後の経過時間、立位バランス能力、
転倒への恐怖感などが影響することも
わかりました。

 

 

この論文を読み、私が気になった
部分を紹介したいと思います。


1つ目は・・・
ある程度、屋外を歩ける方に関しても、
自由に歩けないグループとしている点が
気になるところです。
その点を配慮した解析方法があるのか
調べてみたいなと思っています!


2つ目は・・・
歩行速度や歩行距離の基準値は
算出されていませんので、他の似たような
研究が参考になるのかなと思いました。


3つ目は・・・
屋外歩行を歩ける方の割合79.3%と
私の肌感よりも多いなと思いました。
他の論文も調べてみたいなと思います。

 

 

1つの論文のみでは判断することは難しく、
あくまで判断基準の1つとしてお含みおき
いただけたら幸いです。

 

 

本コラムでは、脳卒中患者さんが屋外を
自由に歩けるのかの予測因子を解説しました。


本コラムが皆さまの何かの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(更新日:2022年11月1日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Bijleveld-Uitman M, van de Port I, Kwakkel G.
Is gait speed or walking distance a better predictor
for community walking after stroke?
J Rehabil Med. 2013 Jun;45(6):535-40.
doi: 10.2340/16501977-1147. PMID: 23584080.

 

 

 

 

2022.12.06 Tuesday