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リハビリコラム

2023-11-07 21:17:00

変形性関節症に対するリハビリ~運動療法 VS 運動療法+補助療法

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは変形性関節症に対する
運動療法と組み合わせて行う補助療法の
効果を解説します。

今回は
Frenchらの論文を
紹介したいと思います。

 

 

Frenchらは変形性股関節症と
変形性膝関節症の患者さんを
対象としています。

 

 

運動療法とは・・・
体重負荷、ウォーキング、筋力トレーニングなどの
ことで、痛みや身体機能改善のみならず、
幸福感や自己効力感にも良い影響があると
されています。


補助療法とは?
ここでは電気刺激療法(TENS)、温熱療法、
寒冷療法、徒手療法、心理療法、
減量(ダイエット)などが挙げられています。

 

 

Frenchらの論文はシステマティックレビュー、
メタアナリシスというタイプです。
いわば論文の総集編、似たような論文を
集め、検討したものです。

※論文を集めたり、どの論文を採用するのか
 どうかなど検討をしています。

 

 

Frenchらの報告によると、
①運動療法のみ
②運動療法+補助療法


①と②を比べると、
痛み、身体機能、生活の質への効果に
差があるとは言えないとしています。


ただし運動療法+補助療法で改善が
見られたとする研究報告もあることから
一概には言えないとしています。

 

 

論文を読んでみて・・・
①変形性関節症の重症度によって
 効果が異なる?

②股関節と膝関節の双方の関節症を
 統合していることが結果に影響した?

③運動療法そのもの自体の効果が
 大きい可能性がある?

などが気になりました。


似たような研究報告でどのような結果が
導き出されているのか、また補助療法
それぞれの効果についても調べる必要が
ありそうです。


やはり、患者さんの状態を丁寧に
検査・評価し、そして明らかになった
課題に対してアプローチを行うということは
大切なのかも知れません。

 

 

本コラムでは変形性膝関節症に対する
運動療法と組み合わせて行う補助療法の
効果を
解説しました。


本コラムが少しでも皆さまの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2023年11月7日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)French HP, Abbott JH, Galvin R.
Adjunctive therapies in addition to land-based
exercise therapy for osteoarthritis of the hip or knee.
Cochrane Database Syst Rev. 2022 Oct 17;10(10):
CD011915. doi: 10.1002/14651858.CD011915.
pub2. PMID: 36250418; PMCID: PMC9574868.

 

 

 

 

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