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リハビリコラム

2022-11-07 09:00:00

脳卒中患者さんの歩行能力とステッピング練習

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です!

 

 

本コラムでは脳卒中患者さんの
歩行能力とステッピング練習を
解説したいと思います。

  

 

今回はHornby らの論文を
紹介したいと思います。

 

 

この研究には・・・
脳卒中患者さんが90名が
参加しました。


そして
①高強度のステッピング練習
②低強度のステッピング練習
③前方への歩行練習のみ
この3つのグループに割り当てられました。


ステッピング練習とは・・・
・トレッドミルトレーニング
 様々な方向への歩行・障害物越え、
 重りをつけた歩行など
・歩行練習
 早歩き、狭い場所の通過など
・階段昇降
などの練習(トレーニング)です。


強度について・・・
予測最大心拍数は、運動を行うときの
適切な運動負荷、リスク管理を考慮する
ときにとても大切な指標です。
208-0.7×年齢で計算され、
他にも220-年齢やカルボーネンの式
などで計算されることもあります。


今回は「208-0.7×年齢」
この数値の70~80%の負荷をかけた
グループが”高強度”
この数値の30~40%の負荷をかけた
グループは”低強度”とされました。


前方への歩行練習を行うグループも
70~80%の負荷をかけています。

 

 

その結果(一部です)・・・
歩行は立脚期と遊脚期に分けられます。
立脚期は脚で支えている時、
遊脚期は脚を出している時です。


高強度の方が低強度に比較して
マヒ側の立脚時間が増えると
いうことがわかりました。


つまり・・・
マヒ側の脚で支えている時間が
増えたということです。

 

 

Lewekらによれば、歩行における歩幅の
非対称性を改善には言葉による
フィードバックが大切とされます。


このことからも歩行の課題を整理しつつ、
課題にあったリハビリメニューを
行う必要がありそうです。

 

 

負荷は大切なのですが、高血圧や糖尿病などの
既往歴、血圧や脈拍の推移などリスク管理上、
負荷を抑えることが必要な場合があります。

その点は注意です!

 

 

本コラムでは、慢性期脳卒中患者さんの
歩行能力とステッピング練習を
解説しました。


本コラムが皆さまの何かの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(更新日:2022年11月6日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Hornby TG, Henderson CE, Plawecki A,
Lucas E, Lotter J, Holthus M, Brazg G, Fahey M,
Woodward J, Ardestani M, Roth EJ.
Contributions of Stepping Intensity and
Variability to Mobility in Individuals Poststroke.
Stroke. 2019 Sep;50(9):2492-2499.
doi: 10.1161/STROKEAHA.119.026254.
Epub 2019 Aug 22.
PMID: 31434543;PMCID: PMC7241260.

2)
Lewek MD, Braun CH, Wutzke C, Giuliani C.
The role of movement errors in modifying
spatiotemporal gait asymmetry post stroke:
a randomized controlled trial.
Clin Rehabil. 2018 Feb;32(2):161-172.
doi: 10.1177/0269215517723056.
Epub 2017 Jul 27.
PMID: 28750549; PMCID: PMC5748372.

 

 

 

 

2022.12.06 Tuesday