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リハビリコラム

2022-10-31 10:36:00

脳卒中患者さんに対する運動に伴うモビライゼーションの効果

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です!

 

 

本コラムでは脳卒中患者さんに対する
運動に伴うモビライゼーションの効果を
解説したいと思います。

 

 

そこでAlamerらの論文を
紹介したいと思います。

 

 

モビライゼーションとは、
関節の動きを出したり、痛みを
緩和するための手技です。


その手技の多くは、患者さんが
座った状態や寝た状態で受ける
ものです。


数あるモビライゼーションの中で
マリガンコンセプトというものが
あります。


このマリガンコンセプトの中には
運動併用モビライゼーション(MVM)が
あります。


患者さんに関節を動かしてもらいながら
モビライゼーションを行うものです。

 

 

Alamerらの論文では・・・
慢性期脳卒中患者さんの足関節
MVMに関する論文が集められました。

 

 

集められた論文は、その多くが
①足関節のMVMを行うグループ
②通常のリハビリ
この2つのグループに分けられていました。


通常のリハビリはストレッチ、
プラセボ(偽)MVM、関節可動域運動、
体重負荷運動が行われました。

 

 

その結果・・・
①足関節背屈の関節可動域拡大
※足関節背屈とは、つま先を上に
 挙げる動きです。

②バランス能力の改善

③歩行の時空間パラメータの改善
※時空間パラメータとは・・・
 歩行速度・歩幅などです。

①~③の項目に有意な改善が
あったとしています。

 

 

私がこの論文を読み、現場で応用するときの
注意点を
お話したいと思います!

 

 

①MVMを受けたグループも
通常のリハビリを30分受けている
研究が多くある点です。


②MVMがストレッチや関節可動域運動と
 どの程度、効果に差があるのかは
 気になるところです。

 

 

モビライゼーションという手技の特性上、
施術するスタッフの技量が関わってきます。


また手技の選択にどのようなプロセスを経て
判断されたのかもとても大切です。
これは、モビライゼーション以外の
リハビリメニューにおいても同じことが
言えるかと思います。

 

 

今回のマリガンコンセプトにご興味ある方が
いらっしゃいましたら、講習会に参加し
修了しているということが判断材料の
1つになるかも知れません。

 

 

本コラムでは、脳卒中患者さんに対する
運動に伴うモビライゼーションの効果を
解説しました。


本コラムが皆さまの何かの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(更新日:2022年10月31日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Alamer A, Melese H, Getie K, Deme S,
Tsega M,Ayhualem S, Birhanie G, Abich Y,
Yitayeh Gelaw A.
Effect of Ankle Joint Mobilization with
Movement on Range of Motion,Balance
and Gait Functionin Chronic Stroke Survivors:
Systematic Review of Randomized Controlled Trials.
Degener Neurol Neuromuscul Dis.
2021 Sep 1;11:51-60. doi: 10.2147/
DNND.S317865. PMID: 34512072;
PMCID: PMC8420562.

 

 

 

 

2022.12.06 Tuesday