歩行専門の自費リハビリ施設「アルコネクト 」

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リハビリコラム

2022-10-21 16:46:00

脳卒中患者さんが行う体重負荷練習の効果

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です!

 

 

本コラムでは脳卒中患者さんが行う
体重負荷練習の効果を解説したいと
思います。

 

 

今回はLiaoらの論文を
紹介したいと思います!

 

 

この研究では・・・
発症から6ヶ月以上を経過した
脳卒中患者さん56名が参加しました。



①バランストレーニンググループ
機器を用いたバランス練習を
行いました。

②ラテラルウェッジグループ
マヒされてない側に傾斜5°の
インソールを使用。

③通常のリハビリグループ

この3つのグループに振り分けられ、
バランス能力に対する効果が
調査されました。

 

 

その結果・・・
バランストレーニングや
ラテラルウェッジを用いることで
バランス能力が向上することが
わかりました。


※この研究ではバランス能力の検査に

 Balance Computerized Adaptive Test:
バランスCATが使用されています。

この検査を用いた理由が
気になるところです!

 

 

脳卒中発症後6ヶ月以降でも、
体重移動(負荷)練習を行うことで、
バランス能力に効果が期待できる
という
ことです。
私としては、トレーニング方法による
効果量の違いも気になるところです。

 

本コラムでは、
脳卒中患者さんが行う
体重移動(負荷)練習の効果を
解説しました。



本コラムが皆さまの何かの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2022年10月21日)
(更新日:2022年12月31日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献

1)Liao WC, Lai CL, Hsu PS, Chen KC, Wang CH.
Different weight shift trainings can improve
the balance performance of patients with
a chronic stroke: A randomized controlled trial.
Medicine (Baltimore). 2018 Nov;97(45):e13207.
doi: 10.1097/MD.0000000000013207.
PMID: 30407361; PMCID: PMC6250502.

 

 

 

 

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