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リハビリコラム

2022-10-07 20:02:00

神経性跛行を生じている患者さんへのリハビリの効果

 

こんばんは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です!

 

 

本コラムでは神経性跛行を生じている
患者さんに対するリハビリの効果を
解説したいと思います。

 

 

今回はWilliamsonらの論文を
紹介したいと思います。

 

 

この研究では・・・
神経性跛行(はこう)がみられる
患者さん438名が対象となりました。


神経性
跛行とは・・・
跛行とは、歩いている姿(形)が
崩れてしまうことです。


例えば、脊柱管狭窄症の患者さんは
神経が圧迫されることで、痛みや
しびれが生じて長く歩くことが
難しくなることがあります。

 

 

この研究に参加された患者さんは
①BOOSTプログラムグループ
(運動+心理プログラム+自主トレ)


②BPAグループ
(個別のアドバイス+自主トレ)

この2つのグループに振り分けらました。


それぞれの効果を検証するために、
①Oswestry Disability Index
 (ODI)
→腰痛がどのぐらい日常生活に影響を
 与えているのか知る検査

②6 分間歩行テスト
→6分間でどのぐらいの距離を
 歩けるのかを知る検査

③Short Physical Performance Battery
 (SPPB)
→全体的な身体機能をみる検査

④握力
などが2つのグループに分けられたときから
6ヶ月目・12ヶ月目検査されました。

 

 

その結果は・・・
ODI:
6ヶ月時点でBOOST プログラムを
行ったグループとBPAグループで
有意な差があった。


6分間歩行とSPPB:
6 ヶ月と 12ヶ月時点で、
BOOST プログラムを行ったグループと
BPAグループで有意な差があった。



握力:
6ヶ月
時点で BOOST プログラムを
行ったグループとBPAグループで
有意な差があった。


全体としてBOOSTプログラムを
行ったグループの方が
(BPAグループよりも)
改善が得られる可能性があると
いうことが言えます。


個人的にはBOOSTを行うと
どのぐらいの効果が得られるのか、
その大きさが気になるところです。

 

 

筋力トレーニング、バランス練習などの
運動と心理的なサポートを並行して
行うことが必要かも知れません。


※ここでの心理サポートとは
正しい知識を身につけたり、
ディスカッションを行うことです。

 

 

本コラムでは、神経性跛行を
生じている患者さんへの
リハビリの
効果を解説しました。


本コラムが皆さまの何かの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(更新日:2022年10月7日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1Williamson E, Boniface G, Marian IR at al;
BOOST Research Group. The Clinical Effectiveness
of a Physiotherapy Delivered Physical and
Psychological Group Intervention for Older Adults
With Neurogenic Claudication:
The BOOST Randomized Controlled Trial.
J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2022 Aug
12;77(8):1654-1664. doi: 10.1093/gerona/glac063.
PMID: 35279025; PMCID: PMC9373932.

 

 

 

 

2022.12.06 Tuesday