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リハビリコラム

2022-10-01 14:55:00

軽度・中等度の パーキンソン病患者さんのトレーニング効果

 

こんばんは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です!

 

 

本コラムでは軽度・中等度の
パーキンソン病患者さんの
トレーニングの効果についてを
解説したいと思います。

 

 

今回はSchenkmanらの論文を
紹介したいと思います。

 

 

この研究では・・・
Hoehn&Yahrステージ1~3の
パーキンソン病患者さん121名が
参加しました。


Hoehn&Yahrステージというのは
1~5までの5段階あり、症状の
重症度を評価するものです。
”ホー(エ)ン・ヤール”と読みます。


参加された方は
①FBFグループ
→柔軟体操・バランストレーニング
②AEグループ
→トレッドミル・自転車を使った
有酸素トレーニング
③自宅でのトレーニンググループ
→National Parkinson Foundation Fitness
  Countsプログラム

この3つのグループに振り分けられました。

それぞれの効果を検証するために、
①Continuous Scale-Physical

   Functional Performance [CS-PFP]
   (全体的な身体機能)

②Functional Reach Test[FRT]
   (バランス)

③酸素摂取量(歩行効率)

④Unified Parkinson's Disease
   Rating Scale [UPDRS] の
 日常生活動作(ADL)・運動症状
   (パーキンソン病患者さんの症状を
  詳しくみる検査)

⑤PDQ-39(生活の満足度)

以上5つが検査されました。

 

 

その結果は・・・
CS-PFPはFBFグループ、
最大酸素摂取量はAEグループ、
UPDRS-ADLはFBFグループが
改善したと報告しています。


身体機能を改善には・・・
柔軟体操・バランストレーニング

歩行効率を改善には・・・
有酸素トレーニングが有効である
可能性が高いということです。


つまりトレーニングの内容によって
効果の期待できる内容も違うと
いうことです。

 

 

今回、紹介していないのですが、
リハビリの1つである理学療法の効果を
検証した論文があります。
その論文には、どのようなトレーニングを
行うとどのような効果が期待できるのかが
より詳細にまとめられています。
(今度、紹介させていただきますね!)

 

 

狙いたい効果に合わせてトレーニング
方法も変えなくてはならないという
ことですね!

 

 

本コラムでは、
軽度・中等度のパーキンソン病患者さんの
トレーニングの効果を解説しました。



本コラムが皆さまの何かの
お役に立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(更新日:2022年10月1日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Schenkman M, Hall DA, Barón AE,
Schwartz RS,Mettler P, Kohrt WM.
Exercise for people in early- or
mid-stage Parkinson disease:
a 16-month randomized controlled trial.
Phys Ther. 2012 Nov;92(11):1395-410.
doi: 10.2522/ptj.20110472. Epub 2012 Jul 19.
PMID: 22822237; PMCID: PMC3488266.

 

 

 

 

2022.12.06 Tuesday