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リハビリコラム

2022-07-28 13:35:00

脳卒中患者さんの職場復帰と歩行速度の関係性とは?

 

こんにちは!
脳卒中・整形外科疾患の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本コラムでは脳卒中の患者さんの
職場復帰と歩行速度の関係性を
解説します。


今回は職場復帰と歩行速度の関係性を
研究したJarvis
 らの論文をご紹介したいと
思います。

 

 

この論文では18歳~65歳の脳卒中の方を
対象としています。


脳卒中を患ったことのない方と比較し
歩行能力(歩行速度や代謝エネルギー
コストなど)にどのような違いがあるのか、
また職場へ復帰するためには、
歩行能力の影響度を検証しています。


※代謝エネルギーコストは歩行の
 効率性をみる指標の1つです。


ここでは歩行能力の影響度の
結果をお伝えしたいと思います。

 

 

結果は・・・
職場復帰されている場合と
されていない場合と比較したときに
歩行速度が影響していることが
わかりました。


さらに・・・
参考値は0.93m/secであり、
歩行速度がゆっくりになるほど、
代謝エネルギーコストも上がる
ということもわかりました。


0.93m/secというのは・・・
おおよそ1秒間に1m進む速度です。

 

 

お仕事の内容やお体の状態にもよりますが
職場復帰ということを考えた場合に
0.93m/secというのが1つの指標
なるかも知れません。


※歩く速度だけでは職場復帰の可否を
 決められないことをお含みおき
 いただけましたら幸いです。

 

 

では歩く速さを速くするために、
早歩きの練習だけすればよいかという
ことではありません。


”速く歩く”ためには必要な要素が
あります。


その要素を分析し、その結果に
合わせたトレーニング、杖や装具の
使用などを考えなくてはならないことも
あります。

 

 

本コラムでは脳卒中の患者さんの
職場復帰と歩行速度の関係性を
解説しました。


本コラムが皆さまの何かの
お役に
立てましたら幸いです。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

(更新日:2022年7月28日)
(執筆者:市川 貴章) 

 

 

参考文献
1)Jarvis HL, Brown SJ, Price M, Butterworth C,
Groenevelt R, Jackson K, Walker L, Rees N,
Clayton A, Reeves ND.
Return to Employment After Stroke in
Young Adults: How Important Is the Speed and
Energy Cost of Walking?
Stroke. 2019 Nov;50(11):3198-3204. doi: 10.1161/
STROKEAHA.119.025614. Epub 2019 Sep 26.
PMID: 31554503; PMCID: PMC6824505.

 

 

 

 

2022.09.27 Tuesday