歩行専門の自費リハビリ施設「アルコネクト 」

東京都北区東田端にある歩行専門の自費リハビリ施設「アルコネクト」

脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血) ・脊柱管狭窄症

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リハビリコラム

2022-03-12 13:52:00

素朴な疑問!転倒を運動で予防できるのか?

 

こんにちは!
歩行専門の自費リハビリ施設
ARUKONECT(アルコネクト)の代表
市川です。

 

 

本日は転倒を運動で予防できるのかを
解説したいと思います!

 

 

私が病院に勤めていた頃・・・
「転ぶの怖くて動くのがおっくう」
「また転ばないか心配」などの
不安を患者さんから伺うことが
ありました。


不安や心配が少なくなり、
転倒を事前に防げたら良いのにな
と日頃から思っていました。

 

 

転倒予防のために運動を勧められることが
ありますが、本当に効果があるのでしょうか?


その疑問に答えたSherringtonらの
論文を紹介したいと思います!

 

 

この論文では・・・
60歳以上の方を対象として、
筋力トレーニング、有酸素運動、
バランス練習などの運動によって
転倒を予防できるのかを調査されました。

 

 

その結果・・・
運動を行うことで
(運動を行わない場合に比べ)
転倒率や転倒者の
人数を減らせる
ことがわかりました。


しかし・・
75歳以上の方では、

運動を行う場合と運動を行わない場合を
比較したときに転倒率が変わらないという
結果でした。


※転倒率とは?
〇〇さんが一年間で転倒した数です。


※転倒者の人数とは?
〇〇さん、△△さん、▢▢さん・・・・
のように転んだ方を合計した人数です。

 

 

運動の方法としては・・・
歩行練習、バランス練習、太極拳が
効果的であったと報告しています。


太極拳がばっちりできる方は
そもそも転倒しにくい気も
しますが・・・。

 

 

転倒の要因は様々です。
要因によっては運動のみでは
解決が難しいこともあるかも
知れません。


住み慣れた環境を変えるのはとても
勇気がいることですが、手すりの設置や
段差解消など生活環境の変更も
必要な場合もあります。

 

 

今回の論文では、脳卒中や
骨折した患者さんは参加していません。

疾患によって転倒の要因も違い、
対処法も変える必要もあるかも知れません。

 

 

本日は転倒を運動で
予防できるのかを解説しました。


本コラムが皆さまの何かのお役に
立てましたら嬉しいです。


最後までお読み下さり、
ありがとうございました。

 

 

(執筆日:2022年5月31日)
(更新日:2023年2月17日)
(執筆者:市川 貴章)

 

 

参考文献

1)Sherrington C, Fairhall NJ,Wallbank GK, et al.
Exercise for preventing falls in olderpeople
living in the community.
Cochrane Database Syst Rev. Jan 31
2019;1:CD012424.doi:10.1002/14651858.
CD012424.pub2

 

 

 

 

2023.12.03 Sunday