リハビリコラム
覚えておきたい!リハビリの選択肢の一つ。自費リハビリとは?
こんにちは!
脳卒中・整形外科疾患の自費リハビリ施設
ARUKONECT (アルコネクト)の代表
市川です。
本日は最近、都内を中心に
増えている自費リハビリについてを
解説したいと思います。
※自称リハビリと呼ばれることもありますが、
このコラムでは自費リハビリに統一します。
2022年現在、
リゾート施設やホテルでもリハビリが
行える時代となり、病院内にも
保険外(自費)リハビリ施設が開設される
時代になりました。
>>ハウステンボスの記事
>>リーガロイヤルホテルの記事
>>東京慈恵会医科大学附属病院の記事
「もっとリハビリしたい」
「もっと改善を目指したい」
病院から退院された患者さんから
実際にお伺いする言葉です。
リハビリがやりたくても満足に
できない方々を「リハビリ難民」と呼び、
度々ニュースでも取り上げられています。
医療保険でのリハビリは病気や
ケガなどによって、リハビリが行える
日数に制限が定められています。
例えば脳卒中は最大180日、骨折は
150日と決められています(2022年現在)。
介護保険でのリハビリは制度上、
40歳未満の方は使用することができません。
このように制度の狭間の中で
リハビリ難民がうまれ、社会問題の
一つとされています。
その社会問題解決の役割の一つとして、
近年、自費リハビリ施設が全国的に
増え始めています。
自費リハビリのメリットは・・・
①疾患や年齢に制限がない
②リハビリの日数制限がなく納得が
いくまでリハビリを行うことができる
この2点が公的な保険制度のリハビリと
異なる点であり、メリットと考えます。
医療保険・介護保険の個別で行う
リハビリ時間は大体20~40分ぐらいです。
対して自費リハビリ施設では、
60分~120分設定していることが多く、
じっくりと行いたい方にとっては
メリットになります。
しかし・・・
自費リハビリはその名の通り、
公的な保険が使えません。
そのため利用者さんに費用負担が
直接かかることになります。
リハビリの質・量を落とさずに
利用者さんの費用負担を減らすことが
できるためにはどうしたら良いのか。
当施設では自費(自称)リハビリの
メリットを十分に生かしつつ、
利用者さんの負担を減らす策を
当施設として考えていきたいと
思います。
本コラムでは自費リハビリを
解説しました。
最後までお読み下さり、
ありがとうございました。
(更新日:2022年10月25日)
(執筆者:市川 貴章)
引用文献
1)ハウステンボスのリハビリ資料
(2022年3月5日閲覧)
2)リーガロイヤルホテルのリハビリ資料
(2022年3月5日閲覧)
3)東京慈恵会医科大学附属病院のリハビリ資料
(2022年3月5日閲覧)